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西都保健生活協同組合 
「たぬきのひとりごと」

腹の脂に届くか やせる想い その1

風呂釜が壊れた。朝4時半、シャワーが突然冷水に変わり、彼は風呂釜としての10年を終了した。私もまた、冷水を浴び、痩せる思いはしたものの、思いは腹の脂には伝わらず、顔も、花粉症に加え風邪で、ぐしゃぐしゃに腫れ、「ひげを落とすと鼻の下は寺尾聡」としての人生は終了し、アンパンマンとして生きていくことになりそうな、北クリの保坂です。(つぶさねアンコでおーうめがったと、逆説的な表現で漉しあん賛美する文化の中で育った私は、漉しあん派)

大人の食育も

アンパンマンになるからにはと、「正義」を食から考えてみました。人格形成には、食事の果たす役割が大きいということで、食育基本法という法律まで作らざるを得ない日本。村社会・多世代同居の当時は、おばあちゃん、おかあさんのつくった、いわゆるおふくろの味を、家族みんなで楽しんでいたはずですが、社会が変化し、核家族化、女性の社会進出、高齢化、情報化で、日本の食卓は、買い置きのお惣菜やインスタント食品といった他人の味を、三々五々食べるえさ場と化しているそうです。

総務省の消費実態調査でも、1980年には83.8%だった食材費が2003年には77.7%に減少。一方で、惣菜やお弁当(中食)を買って食べる費用割合は 4.6%8.5%に、外食も11.513.8% と増えています。統計上の塩分摂取量は減り10gを切る一方で、高塩分の中食・外食の割合が増えているその矛盾を考えると、食生活も2極化し格差が生じている可能性がありそうです。また、子供には食育でも、高齢者には、チンで熱くするだけでよいという矛盾する制度しか用意しない方々に、美味しく食べ笑顔になる(さりげなく美笑キャン)ことの大切さをアピールするために、「手作り」を当たり前にしていくが肝要でしょうか。

 

腹の脂の食育を決意

正義のアンパンマンとして、私自ら、腹の脂を食育することを決意した。決意したところで気がついた。そういえば、私は医者である。事務長のT村氏に、少しは医者らしく振舞え。と、常々云われてはいて、あまり自信はないけれど、私は医者のはず。科学的に体重を落とすことにし、勉強してみました。勉強の成果と、腹の脂の始末を3回に分け報告いたします。

体重1gを減らすためには、7kcalを何とかすればよく、つまり1Kgの減量のためには、月に7000kcal減らすことが必要。1カ月に1kgの減量を目標にしてみたら、一日では240kcal(3単位)。私の指示カロリーは1900kcalですが、今の生活から1900kcalへの道は遠く、-240kcalを目標に、今の「生活にちょっと味付け」することにしてみました。

 

食事をデジカメで記録

まずは、外来の食事指導でしているように、食生活を、デジカメで記録してみる。32品目一日総計2800kcal。野菜はたっぷりでおそらく600gは超えている。この成果として、前述のT村氏には迷惑らしいが、アイディアの宝箱として貴重なものになる出勤前3回、出勤後2回、昼1回の考える人の時間を生んでいる。

朝は、バランス良く概ね500kcal程。問題はまず昼食で、○スド景品小判型2段重ねの○い妻弁当。ここで、弁当箱3個分のドーナツを食べた事実が、浮上した。ご飯は、自分で詰めてみたら、箱は小さくても茶碗1.5杯分ある!!! 目分量と実際が、解離していることに驚き、きのこや野菜、こんにゃくを炊き込んで、嵩増しをしてみる。箱が小さいことを口実に、近所のお肉屋さんのミンチカツも追加していたが、気が小さく2個購入していたので、これだけで550kcalある。揚げ物は、衣にカロリー(油は1g 9cal)があるわけで、唐揚げ7個にして、70kcal減した。(続く) 東京共済2012年5月号