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西都保健生活協同組合 
「たぬきのひとりごと」

歯科/口腔ケア難民を解消し 世界中に 美味しい笑顔をつくろう

北多摩クリニックは、医療生協のかかりつけ医です。

外来、在宅医療、通所リハ訪問リハ、居宅支援事業を展開し、あっちの水はにーがいぞ、こっちの水はあーまいぞ、だからこっちにおいで、と利用者増を目指すのではなく、あっちの水もこっちの水もどーこにいってもあーまいぞと、全国の診察室を全国の家庭を豊かなものにし、その延長線上にある世界平和を目指しています。

 

特に高齢者の場合、症状の原因を突き止め治療する、いわゆる医療だけでは、症状の半分しか解決できないといわれています。そのため、私たちは、医療生協のクリニックとして、生活者としての視点を大切にし、医療と生活をハイブリッドすることで、沢山の笑顔をつくりたいと考えています。

そのため、これまでは生活面を整えるため、介護保険をあまねく利用してもらえるよう、「なまはげキャンペーン」を展開、また適切な介護認定が受けられるように「ケアマネージャーから医師への情報提供書(ケ医情書)」を提案してきました。また、癌専門病院へ「かかりつけ医による癌になる前からのターミナルケア」の大切さを提起し、がん難民を解消するきっかけづくりにも貢献してきました。

 

今回は、歯科口腔ケア難民解消のための、提案です。

高齢期において「食欲」は、社会的な交流と密接に関係しており、5年前に私たちが行った研究でも、「社会的交流の場である通所サービスの利用者」「会話をしながら食事のできる環境にある方」の血清アルブミン値が高い(栄養状態が良い)ことがわかっています。だからこそ、利用者さんのQOLの向上のため、「食欲」につながる、口腔ケアを重要なリハビリテーションの一つと位置付けてきました。また、さらに知識を深めるため、職員対象の歯科学習会開催を開催したり、内科医の歯科往診同行研修、都摂食嚥下専門研修/リーダー養成講習/チーム員養成研修 等にも積極的に参加してきました。

 

私たち自身は、口腔ケアとして、適切にできているつもりでしたが、昨年、みその歯科の協力を得て、ディケアでの歯科検診をしたところ、多くの問題が、新たに見えてきました。

ある利用者さんは、義歯を固定していた歯が欠け、ぐらぐらになっていました。ただ、一人では歯医者さんに行けないまま、家族に気兼ねして、言い出せずにいました。

ある利用者さんは、聞き取りの時には 本人も家族も「問題ない」とのことでしたが、義歯には歯垢がびっしりで、歯肉からは出血していました。

いつも、もごもご口を動かしている方は、残った前歯で舌が安定しないことが原因でした。認知症で訴えができなかったようです。

歯がぐらぐらし欠けそうで硬いものは噛み切れない不安なままの方もいましたが、誰も聞かなかったので答えなかったということです。

 

 

ご紹介したのは、一部です。ディケアに通所している方たちですから、比較的恵まれた介護環境にある方ばかり にもかかわらず、口の中は、この状態。とすると、経済的な問題とは別に、全国には多くの歯科・口腔ケア難民がいることが想像できます。

 

利用者側要因として

・症状がない、、、歯科=虫歯という印象が強く、痛みなければ可

・自覚症状はあっても、、、介助が必要なため受診できない 或いは 口の中は、排泄以上に、他人に介入されたくない秘密の花園で見られたくない

 

歯医者さんは、受診して、開いた口しか診られないわけで、歯科へのアクセスを高める働きかけが必要です。その役割りは、風邪の時、予防接種の時に、気軽に口の中を観察できるはずの、私たち、かかりつけ医のものではないかと考えました。

ただ一つ大きな問題があります。私たち内科医或いは看護師は、歯科分野は、不得意なため、せっかく口の中は覗いても 歯や歯肉は 見ていないことが多くあります。私も看護婦さんも介護士さんも、診察室や処置室、そしてお家でも、口腔内を観察し、明らかなう歯、歯周病を見つけたときには、歯医者さんへ紹介できるように、みその歯科と協力して、口腔内を簡単に観察するための、リーフを作りました。どうぞご利用ください。メールでお送りいたします。

 

みなさぁん かかりつけの病院・診療所で、積極的に、口の中を覗いてもらいましょう。

美味しく食べ、きれいな口元で会話を楽しみ、うっとりとチューをする。充実した人生をつくるために、痛くはなくとも、積極的に歯医者さんを受診しましょう。

 

 

リーフ等についての お問い合わせは

北多摩クリニック

kitacl030201@saito.coop