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西都保健生活協同組合 
「たぬきのひとりごと」

健康と不健康のはざまでゆれる心

健康と不健康のはざまでゆれる心

市民健診時 健診・健康についてのアンケートをします

健康日本21・健康増進法が 施行され 健康は是で不健康は非というステレオタイプのイメージが喧伝されています。また スローフード(標準化・画一化された安価なファストフードなどの食べ物とは対極の言葉としてあり、食や食文化について根源的なことを考える活動)やロハス(Lifestyles Of Health And Sustainability:健康や環境問題などを重視するライフスタイル)も志向されています。ただ一方で、必ずしも「健康的な」食生活やそのための生活を整えることができない(できなくなっている)人たちも多く 健康のファストフード化(安直に○○を食べると肝臓にいい △△を食べるとやせる)があります。

 そもそも 健康という言葉から受けるイメージだけで 「健康づくり」「健康維持」と話が始まりますが 病院や診療所で WHOのいう健康の定義()についてさえ  話し合っている場面を見聞きすることはなく 本当のところ 健康ってなんだろう 不健康ってなんだろうという定義ができているわけではなさそうです。

 不健康の最たるものとして 利用者さんからよく聞かれる 例えば 寝たきりや脳卒中で麻痺のある方にたいする 「あーいう風になりたくない(なんという心無い言葉でしょう)」という 寝たきり状態は 本当に不健康なのか 寝たきりにも「あり(健康)」とする価値観は「ない」のか。

健康という定義が はっきりしないまま させないままに 一般的なイメージにある健康だけを 上っ面で目指してはいないでしょうか。  

北多摩クリニックには さまざまな方が さまざまな考えをもち 受診されます。受診者は 何を求めて健診を受けているのか。生活習慣病予防のきっかけづくりに健診をうけようと呼びかけつつも 医療従事者自身も その意味をよくわからずにいるのかもしれません。

 毎年市民健診をしながらも 必ずしも 深く考えてこなかった反省をもとに 市民健診を 「健康」の上っ面だけなぜるようなものにしないために また日常の診療に生かすため 受診者が 健診をどのようにとらえているのか また 健康について どう考えているのか

 その問いに答える一つのアプローチとして  想像してみたいと考え 健診を受ける方を対象にして、アンケートをいたします。結果は、今後の診療に役立てるとともに、当生協機関紙「きずな」や研究会等でも公表する予定です。個人は特定できないよう配慮してありますのでご安心ください。よろしくお願いします。

 

北多摩クリニック 

 

() "Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity."